シュナイダー vs ミノルタ 実写比較

2007年9月19日

修理から返ってきました、ミノルタ28-70mm/F2.8(G)!
そんで前から実写テストしてみたかった中判用レンズと35mm用レンズ。
対決レンズ:

シュナイダーCurtagon 60mm/F3.5(Exakta66)
シュナイダーXenotar 80mm/F2.8(Exakta66)

ズームレンズと単焦点レンズでの変な比較ですが(笑)。
もちろんマウントが違うのでそのままではテストできない。、ということでマウントアダプタ(ミノルタAF-ペンタコンシックス)↓
P1000435.jpg

コニミノα-7 Digitalに装着。
P1000450.jpg

ただしアダプタといっても、これはエクステンションと一緒でレンズ付きコンバーターではないので残念ながら無限遠は出ない。
もしこれで無限遠が欲しい場合、絞り値を上げると(だいたいf/16位から)可能になります。
でも基本的な扱いとしてマクロレンズ。

テスト結果(モチーフはカネゴン笑)

Curtagon 60mm(f3.5で撮影)test-2.jpg

Xenotar 80mm(f2.8で撮影)test-4.jpg

Minolta AF28-70mm/F2.8(G)(焦点距離70mm、F2.8で撮影)test-5.jpg

総評としてはシュナイダーは、ピント面めっちゃシャープでボケもきれい、色的にはちょっと古さを感じさせます(寒色が強い)。
それに対してミノルタは彩度は高いものの(暖色に寄る)、ピント面からすでに少しボワッとボケた感じが拭えません。ボケ味はシュナイダーよりきれいな感じがします。

テストとしてズームレンズと単焦点レンズでの比較は、収差もあるから基本的にするものじゃないけど、「G」っていうからには、と思ってしてみました。
あと中判用レンズと35mm用レンズということで、当然ながら中判レンズの方が口径がデカいので、35mm用にはハンデがあります。
これらを加味すれば、やはりすごいミノルタGレンズ。

これからもお世話になります。

シュナイダー クセノター80mm/F2.8

ついに買ってしまいました。EXATKA66用のSchneiderのXenotar80mm.

P1000439.jpg

世間ではハッセルのプラナーに並ぶ描写との噂なので、かなりの期待をしてます。
以前ハッセルの500Cを持ってたけど、見た目と手の納まり方が気に食わなくなって売却。ハッセルで撮れる写真はもちろん素晴らしかったけど、カメラって気に食わないとどこまでも気に食わなくなってくる。
売却のあと、しばらく6x6から離れて6x7、6x9での撮影が続いて、今年になってから6x6病再発。
そこで購入したのが、このEXAKTA66というカメラ。
P1000440.jpg

しかしこいつナウいんだけど、実はかなりの食わせモン。
ドイツ東西統一後にペンタコンシックスの設計図をそのまま使ってシュナイダーが生産を引き継いだ代物。
外身だけラバー黒塗りに仕立て、中身はしっかりP6。
P6にはいろいろ欠陥(おもにフィルム巻き上げ)があって、EXAKTA66はそれもしっかり受け継いでしまってる。
今のところ好調だけど、いずれは改造に出さないといけなくなるかも。

参考記事
http://www.pentaconsix.com/preface.htm(英語)

http://coolys.exblog.jp/i36(ネット上で見れる中では情報量日本一。多分)

ホームページにRSSを設置(for Mac)

2007年9月17日

やってしまいました。
会社を起ち上げようとして、ホームページを作ったのはいいけど、やっぱアクセス数って大事。
なので、研究しました。
結局今の感じだと、PINGが送信できることがかなり大きいと知り、PINGを送信するためにはRSSに対応しないといけないことを知る。

最初聞いたときは(今も)PINGとかRSSとか「なんすか、それ?」じゃったが、ググったりして調べまくり。
何か知りたい人は調べてください。山ほど記事が出てきます。
でも何のことか分かるかどうかは保証しませんが。

結局のところ、これが参考になりました↓。

http://www.boraro.gozaru.jp/homepage/rss.html#taiou

しかしこの記事にあるRSS編集ソフトはWINにしか対応してません。(PINGソフトは両方に対応)
そこで発見したのがここ↓

http://melanges.duck.nu/2006/08/23_121119.php

これらを使って完成しました。
が、本当にうまくいくかテストしてみたかったので、会社の方ではなく、自分のサイトで。
なんと業界初(大ウソ)RSS対応のアーティストサイトのできあがり!

http://www.yushikamito.com

満足ですが、結局自分が何をしたのか分かってない(笑。

※各リンクサイト管理者様へ
リンクは勝手に貼らせていただきました。問題のある場合はいつでも削除しますので、ご一報ください。

パンク論

2007年9月15日

ときにはシリアスに(笑。

最近(25歳くらいからずっと)よく思うんだけど、パンクってアオい。
政党で言うと左?になるんだろうけど。
何かに反対するっていうのは、まずその「何か」が既に存在してることが前提になる。その「何か」に依存してるってことになる。結局甘えてるんだよね。
若い頃に比べて、オレはちょっと右寄りになってきたからこんなことを言うが、十代はパンクってすごいって思ってた(笑。

多くの国の政治を見ても右派が過半数で、左派はまあぼちぼち。ここで見えてくるのはやっぱ「国家が人格」ってことだと思う。日本だと特に、議席の割合が絶妙に人間の脳内みたいでおもしろい。
右派っていうのは人間の「本能」。
左派は逆に「理性」。
人間は人間である前に動物だから、結局本能には勝てない。理屈であーだこーだ言ってもダメだと思う。
なので左派の人たちは偽善的なことを言ってるようにオレには聞こえる。

たとえば外国人差別はいけないって「理性」はいう。
でもよそ者をすんなりよく思う人間なんていないって「本能」はいう。
海外で暮らしてきて、それはよくわかった気がする。

経営者と雇用社員にもこの構図はあてはまる。
経営者は会社全体を見てる。
社員はその日その日の仕事と、細かな周辺環境が見えてる。
でも社員の言うことを経営者がいちいち聞いてたら会社は潰れてしまう。
やはり経営者は生きようとする「本能」だし、一社員はそれを受けての「理性」だと思う。

さらに似た例として「共産主義」がある。
共産主義はもともと、みんなが平等になるように考えられた理想論だった。もしそのシステムどおりに社会が機能していたら本当に理想郷みたいになってたんじゃないかと思う。
でも共産主義には破綻がある。それはまさに司っているのが「人間」だってこと。
人間には欲がある、本能がある。
結局、ごく一部の人間が私腹を肥やし、貧困に苦しむ国民の不満から国が崩壊しだす。

結局パンクが破綻するのもそこだと思う。
もともとがセックスピストルズみたいに大人が勝手に作り出したコンセプチュアルな時代的流行でしかなく、よく考えれば思想として軟弱で、何かに依存してる。
「正しい」ことを言ってはいるが、実社会や本能に基づいていない。
頭の中の役に立たない妄想みたい。
でも若い頃はこれが生きる糧みたいになってて、素晴らしいものに見える。
だからある意味すごく純粋な心だったと思う。
善悪の概念がすごくクリアに見えて、社会が底なしに汚れてた。

これが大人になってくると、これがただ単に自分の周りしか見えてない、社会的に部分的な考えだって気付きだす。取り巻く社会に自分が「甘えている」って。

ここで言いたいのは、右派や経営者や資本主義が素晴らしいって事じゃない。
ただこれらの論理は本能に基づいているっていう点において「まとも」だってこと。

そんで最後はバランスだと思う。小泉さんが長く首相が務まったのも、彼が自民党にいながら「異端児」だったってとこが大きいと思う。
これが本能まるだしの右翼だったら、長く続かなかっただろう。

まあ、いいバランスで生きたいですねってことかな。


自分がそう思ったことを忘れないように書いてみました。
なので、苦情、反対意見など全く受け入れません。

ついに出たα700

2007年9月11日

開発がいまいちマイペースなソニー(旧ミノルタ)デジイチから、ついに出ました、新型!

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2007/09/06/6995.html

使ってみたいっ!

でも未だに「sony」が許せていない僕。
一緒に出した三本のレンズも「要らねー」の一言です。
まあ、中級新型にあわせて出した、そこそこのレンズたちだからあんまり言っても仕方ないが。
「一生モノ」がほしいっすね。

オッサンみたいなことを言うが、最近は時代もあって「ショボいものをショボい値段でちょっとずつ売る」っていうのが王道になってますが、こんな時代だからこそ「一生モノ」が大事な気がしますな。
「これさえあれば大丈夫」って思えるもの作りは、消費者にもいいもんだ。
一万円安くして開放が一つ暗くなるんだったら、オレは一万円出します。まあ、主義の問題っすね。

ソニー的には高性能の新レンズはこれから全部ツァイス銘にして行くつもりなんだろうか?
んー、次の上級機はかなり期待してます。