Rockin' Hotrod Decadence


ROADRUNNER'S CLUBでロッキンなイベントがあって、久しぶりに行ってきました。
ロカビリーのものではベルリンでも大きい方だと思います。
このイベントは昼のプログラムと夜のプログラムに分かれており、今回は撮影もしたかったので昼からいりびたる。
しかしまあこのイベント、なんといっても入場料が高い!
なんと8ユーロ!(ベルリンで5ユーロを超えるのはちょっと。。。しかもこれは昼のプログラムのみの値段)
料金システムが意味不明で、昼だけだと8ユーロ、夜だけだと16ユーロ、両方の場合15ユーロ。
夜だけの方が、全日より高い。なんで?
マジわけ分からん、と思いながらも入場しブラブラ。

昼は主にホッドロッドショーとグリルと、各種ストールが建ち並ぶ。ショーといっても何か特別なことをするわけでもなく、ただ所有者たちが乗り付けて見せびらかしてるだけ(写真)。ちなみに夜はライブとバー。
参加した人は口々に「もっと期待してた。」との落胆の声を漏らしていた。
たしかに、これだけの値段を払って入ったにしてはイマイチな感がある。
とりあえずストールを出してる知り合いに挨拶をして撮影開始。

まずは車を丁寧に撮影していく。
でも本当の目的は、作品「マンガンズ」のためロカビリーの人々をカメラに収めることだ。
車を撮影しながらモチーフによさそうな人に目をつける。
それからゆっくりと声をかけ始め、撮らせてもらう。
書いてしまえば簡単だけど、これが結構神経を使う。

まず目をつけた人達を覚えておかないといけないし、いいタイミングを計るために様子を見なければならない。
それから怪しまれないように声をかける。
声をかけて断られても気にしてたら写真は撮れない。
ここまでにかなりの神経と時間を要する。
でもまあそんなこんなで10人弱のモデルをゲットできた。

目的をだいたい達成できたところで時計を見ると7時すぎだった。三脚なしにはつらい時間になってきたので切り上げることにする。
歩き回って足も痛かったので、夜のプログラムはあきらめて家路についた。
あー、疲れたー。

ベネチア Day 3

2007年10月 5日


この日はもうドイツに帰る日。んー、短い滞在だった。
前の日はマジで超疲れた。
とりあえず前日の続きでビエンナーレのメイン会場へ。
行ってみたはいいけど、今日は休館日。ショック!
オフィシャルウェブには休館日なんて何処にも書いてない。わざわざ確かめたからそれは分かってたつもりだった。
しかし行けないって事は行かなくてすむってことでもある。
基本的にオレはひとの作品とかどうでもいい方だし(超B型)、これ以上疲れなくてもいいのだと思うと微妙にうれしかった。
くそう、やったぜ!
悔しさと喜びが入り混じった感じで、プランB。
昨日の夜の続きで観光および撮影。
あとSがお土産を買いたいというのでそれも同時進行で、街を歩くことにした。
サンマルコ広場まで戻って、そこからリアルト橋まで歩くことにする。まあ、超ベタ。

まずサンマルコ。
昨日と時間帯も違うので、少しは人とハトも減ったかな、と思ってたら大間違い。うぎゃああああ!!!
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ここはあの変な羽根の生えたライオンが柱の上に立ってるところでもあり、大聖堂があり、古くて長ーいパサージュがあるところ。
予備知識なしなので歴史的背景は全く分かりません。
長居は無用とその辺の路地を歩き出す。
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カフェに入ったり、お土産を探したり、撮影したりしながらやっとのことでリアルト橋に到着。(上の写真)

さらにうろうろ歩き回る。
結局サンタルチア駅に着くまで歩き続けた。
その頃にはもう空港へ行く時間が迫る。
そうでなくてもイタリアなんで、早めの行動が必須。
クタクタだったんでバスターミナルまで一駅だけど、水上バスに乗る。
それからスーパー「coop(なんとイタリアには生協が!うそ)」で最後の買い物。
Sは職場のJにお菓子を買う。
最後にカフェで休憩し、バスで空港へ。

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楽しくもあり、かなりキツい旅でした。
もうボロボロ。。。

ベネチア Day 2

2007年10月 4日


朝10時頃からシャトルバスに乗って本島へ。ハイシーズンをちょっとずらしてきたつもりだったけど、人の数はそれでも多かった。あと気温が思った以上にまだまだ高い。
軽い朝食のあと、とりあえずビエンナーレ目指して水上バスに乗り込む。ちょっと酔いそうにはなるが、これが意外と楽しい。
このときは運良くも甲板の先頭に陣取ることに成功。

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ビエンナーレのアーセナル会場まで、写真を撮りながらのんびりとすごす。揺れる船の上からの撮影は結構キツかった。ほとんど連射。アーセナル停留所から徒歩で向かう。

さまよい歩くこと15分くらい、アーセナル会場に到着。(下の写真は会場入り口と内部展示風景)
venedig12.jpg

venedig08.jpg
全部を網羅して書くことは出来ないけど、ベルリンビエンナーレとかドクメンタとかよりも全体としてレベルの高い展示でした。分かりやすくて面白い作品が多かった気がする。でもたまに目立ったのが、日本人の苦手な、ポリティカルな作家もかなり多かったです。
この会場だけでもかなりでかい印象で、時間の関係もあって映像作品は残念ながら見飛ばしてしまいました。ごめんなさい。
venedig07.jpg
個人的には展示内容より展示会場が気に入った。古い倉庫街を利用していて、展示もダイナミックになる。当たり前だけどその分広いからかなり疲れた。
見終わったのが午後の4時くらいで、もう一つあるメイン会場は次の日にして軽く観光することにした。

1番の水上バスでサンマルコ広場に行ってみる。
ここがかなり最低の観光名所。
山ほどの人、人、人。あとハト、ハト、ハト。
人のいないところにはハトがいて、ハトがいないとこには人がいる。
いやわかるけどさ、こんなにいるの?って感じ(笑)。

一日中の歩きと、かなりの強い日差しと、人いきれでもうクタクタ。
でも「ベネチアに来たからにはうまい飯を」ということで、最後の力を振り絞ってレストラン探し。
広場から奥へ入って行き、ようやく良さげなところを見つけ、魚介類の盛り合わせとロブスターのパスタを頼む。ちょっとボラれたが、ドイツではこんな鮮度の魚介類はなかなか食えないのでうれしかった。
食後にコーヒーを飲んでゆっくり帰路につく。

ところでどうしてイタリアのコーヒーはあんなに美味いんだろう。ドイツで飲むコーヒーは酸っぱい。それに対してここのは濃くってまろやか。単なる濃さの問題とかの作り方じゃないと思う。
前に聞いたけど、何らかの利権で最上質のコーヒーはまずローマに集荷されるらしい。ホントかなあ。

下はベネチアの属島、リド島にちなんだイタリアのタバコ「Lido」。オレはヘビースモーカーだけど味はいまいち分からない(笑)ので、感想は訊かないでください。
まあ、フツーっす(笑)。
venedig05.jpg

ベネチア Day 1


正直、海外旅行でどこにに行く?って訊かれたらベネチアはまず出てこないと思う。
いやなんでって、オレ自身アンチシェイクだし、何かベタだし変にロマンティコ。
ロマンティックっていう単語はオレには一笑に伏されるものでしかない。
まあそんなボクですが行かねばならぬときもある。
なんと7年間もヨーロッパに住んでいながら、ベネチアビエンナーレに行ったことがない。これはイタい(爆)。
どっかしら「行っとくか」的な旅。ついでに会社のために撮影も兼ねて。
とにかくそんな大義名分を引っさげて行ってきました。

ケルン空港からマルコポーロに到着したのは夜9時ごろ。ネットで安かったのが夜の便だったんだけど、宿泊先のチェックインは10時まで。焦る。
上の写真は到着ロビーにあった荷物用ベルトコンベア。
何やらカジノのCMらしく、かっこよかったから撮ってみました。
宿泊は空港近くのキャンピングスペース。
近そうだったんで歩いて行こうとしたが、道が分からなくなって引き返し、何とかタクシーでボラれながらも到着。慣れない英語でチェックインした。
当たり前だけどもう暗かったんで、その日はとりあえず寝るだけ。
キャンピングといってもテントを張るわけじゃなく、予約しておいたのは2人用のキャビン(写真下)。venedig02.jpg

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写真は朝のもの。
ここのいいところは、なんといっても安いってこと。
2人用キャビン2泊(トイレ、バス付き)で67ユーロ。あと敷地がかなり大きくハイシーズンでも空いてることが多いんで、ギリギリの予約も可能かも。ちなみに施設内にスーパー、レストラン、バー、その他レジャースペースがあるので長期の滞在にも便利だと思う。
ベネチアには1時間に1本シャトルバス(一人往復4ユーロ)が運行。シャトルバス以外にも公共のバスが1時間に2本通ってる(これは空港行き。市内には空港で乗り換え)。

よくないところは、やっぱり安いだけあってセキュリティーが甘いことと、ユースみたいに若いパーティー中毒が多いこと。
ちなみにキャビンは壁がやたらと薄い。隣の声は筒抜けで、朝は内壁にすごい結露。
あとお湯が出たり出なかったり。
まあトータルでは悪くない宿でした。
詳しくは「Plus Alba D'oro, Venezia, camping」でググってみてください。ドイツからはSTA Travelで予約できます。

そんで次の朝さっそく市内へ。

帰ってきたウルトラ



さっきベネチアから帰ってきた。
詳細は明日からアップしていきます。
想像してたよりすごい太陽の光だった。
NDフィルターほしいくらい。
まあでも帰ってきた。
写真はベネチアビエンナーレより