東京ミッドタウン
キャバ嬢Rの職場はギロッポン。
「仕事終りにタダでサービスしてあげる」とのことだったんで、行ってみた。
ちょっと早めに着いてすこし時間があったんで、噂の東京ミッドタウン(公式HP)に行ってみた。
最近はこういうのがホント多い。六本木ヒルズに始まって、表参道ヒルズ、赤坂サカスにこの東京ミッドタウン。どこからこんなにマニーは流れてるんだろう。ギブミープリーズ。
六本木は昔よく遊んだけど(ウソ)、変わったなあ。
「こんなとこでみんな何するんだろうね。ほとんど観光名所みたいになって、実際収益がそれほどあるとも思えないけど。まあそんな採算も取れないことやんないか。」
なんてオッサンみたいなことを考えつつ、ぶらりミッドタウン見学。まあ普通にカッコいい建物。
しばらく歩いてちょっと腹が減ったなあと思い、まわりを見回すと泣く子も黙る高級レストランがずらり。高級っぽくなく装ってる店でも、お値段はかなりのエクスタシィ。
確かここにはスーパーも入ってた。どこの浪費家がここで買うのか。
とりあえず蜘蛛の子を散らすように逃げた。
普通の感覚を取り戻すため、その辺のラーメン屋に入って餃子セットを頼んでみる。
人間は500円かそこらでご飯を食べることができるんだと確認できた。
それからあと、たまたま連絡のついた、帰国中のベルリンの建築家H氏と合流。
この日のメンツはあとRのみ。
でも落ち合ったはいいが、建築家H氏はミッドタウンをぜひ建築学的な見地で見学したいと言う。
それではということで、こちらは先にRの店に行っておくことにした。
予定の時間だったので行ってみたら、Rはまだ仕事中だった。
彼女はこちらに気付くことなく、接客に余念がない。
と思っていたら、こちらをキラーン。「き、気づいていたのか!」とビックリ。
仕事はぼちぼち終わって、確かにタダでRの接客を受けた。
次から次へと高級ワインが振舞われ、さすが高級キャバ嬢、と思わされる。
このあとですぐに建築家H氏と再合流し、渋谷までタクシーで飛ばす。
終電ももう終って、みんなで積もる話をつまみに飲み屋で始発を待った。
もちろんオレは終始ノンアルコールハイ。
疲れ果てて朝帰ってると、出勤中の弟に遭遇。
「兄ちゃん、30歳でオール?若いねえ。」
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