鞆の浦スカッシュ

2008年7月31日

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少し前になるけど、何となく鞆の浦に行ってきました。
鞆の浦(「とものうら」HPはこちら)は広島県福山市に江戸時代から残る港町地域で、尾道と並んで人気のある観光スポット。
この地域出身にも関わらず、実はまだ行ったことがなかった。予備校時代から同級生が「ええとこよ」などと噂していて、その名前をよく耳にしてたけど、観光地を小バカにしていたオレは実際に足をのばすことはなかった。
まあしかし今では実家にずっといてもかなり煮詰まってくるので(笑)、暇つぶしにひつまぶし。

鞆の浦へは福山駅前から鞆鉄バス(HPはこちら)が出ている。この辺では唯一の観光地らしい観光地なんで、行き方はターミナルでその辺の人に訊けば誰でも知っている。
到着までには何気に時間がかかったんでちょっと不安になったけど、何とかたどり着いた。

トップの写真は港から見える島で、何やら仏閣らしきものが見える(なんせ「何となく」行ったんで、歴史的背景は全く分からない。)。そこまではこれまた風情あふれる(笑)フェリーが巡航していて、向こう岸まで行けるらしかった。でもこの日はあいにくの天気と、料金の関係で断念。
でも雨が降りそうで降らないビミョーな天気とまだ夏休み前ということもあって、幸い観光客は少ない。いるのは近所のおじちゃんおばちゃんと猫だった。

どんなものかと港にある鞆地区観光地図を眺めてみると、結構広いんじゃないかと思い焦ってきた。
全部回るのは無理と踏んで一緒に行ったSととりあえずゆるーい散策をすることにした。
で、散策してみると、地図の縮尺がかなり小さかった(大きかった?)らしく、2時間くらいで終わってしまった(速!)。
まあでもじっくり見たいという人には1日がかりの散策になると思う。

こんなとこだから当然変なものもいっぱいあったけど、極めつけは途中によったカフェ。
オフシーズンに行った自分たちが悪いんだけど、おなかが減っても立ち寄れそうな店が立て続けに閉まっていて、やむを得ず入ったのが港沿いにあるこのカフェ。
「カフェ」というよりは「喫茶店」で、外見も一体いつから時間が止まってるんだろうって感じで、入ってみたら客らしい客はおらず、近所のおばちゃんが店主と話してる。イヤな予感がした(笑)。
メニューをもらって見てみると「レモンスカッシュ」があった(爆)。
Sが頼んでみると店主のおばちゃんは「はい、レスカね」と答える。
レスカ?・・・レスカ?レスカれすか?何でまた客に、そんな時代錯誤もはなはだしい業務用語やねん!笑いで腹痛かったわ。
さらに腹も減ってたんでメニューにあった食べ物を頼んでみたけど、「それやってないんですよ。」って(苦笑)。
でもいいっすね、こういうの。昔からずーっとこんなんだろうなあって。
観光地だからこんな店でも生き残れる。すばらしいです(皮肉ではないです)。
鞆の浦はとてもよいところでした。

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