シグマ vs タムロン 広角ズーム対決
シュナイダー vs ミノルタに続いてまたレンズテスト。
きっかけは、いつもデジタル専用のレンズと35mm用レンズを使い分けてると色味が結構違うことに気付いて、実写で比較したかったから。
いろいろググってみたけど、評判では確かにデジ専の方が彩度が高いとのこと。
テストしたのは、
シグマ 10-20mm/f4-5.6 DC(デジタルAPS-Cサイズ専用)
タムロン 19-35mm/f3.5-4.5(35mm用レンズ)
今回はちゃんとどちらもズームレンズ(でも焦点距離は1mmしかかぶってないっす笑)。
左)シグマ(20mm側、f8で撮影) 右)タムロン(20mm前後、f8で撮影)
まずは色ですが、同じ条件で撮影してもデジ専レンズの方が確かに濃度は高い。しかもコントラストも高めだった。
しかし時代的にそれほどかけ離れてるわけではないんで、思ったほど違いはなかった。(以前ミノルタの28-70mmとこのシグマのレンズを併用していたとき、かなりの彩度差があった覚えがある。)
ちなみにこのタムロンのレンズは評判もあまり芳しくない。
んでもってレンズの解像度のテスト。赤い四角の部分が下に拡大されている部分です。
まずはピント面の比較↓
左)シグマ20mm側/f8、右)タムロン20mm前後/f8で撮影
背景部分の比較↓
左)シグマ20mm側/f8、右)タムロン20mm前後/f8で撮影
ピント面においては、ほぼ同じくらいのシャープさを見てとれるが、背景部分ではその差ははっきりしている。
デジタル専用の方がここでもやっぱり上を行く。
双方の焦点距離の違いもあるんで、タムロンのレンズはもっと絞ればシャープになるのかもしれんが、その分露出時間が長くなってしまうハンデは大きい。
安物同士の比較ですが、タムロンの方が気持ち安かったので(タムロンレンズってどれも見た目から安っぽい)そのとおりの結果が出ました。
まあ、コニミノユーザーにはあまり選択肢がないのが現状なんで、安物はしかたない(泣)。
ああ、17-35mm/f3.5(G)が欲しいぃぃーーーー!!!!
ミノルタが業務を終えてから、他にまともな広角ズームレンズがないのもあって、このGレンズはやたらと高くなってる(ほとんど発売当時の定価)。
ソニーさん、お願いしますよ!
ツァイスで!ツァイスで!(笑)
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